Webサイトの多くは、ユーザーエクスペリエンス(ユーザーが得られる体験)を向上させるために「JavaScript」を使用しています。しかし、セキュリティ上の理由やデータ使用量の制限という理由から、ユーザーの利用しているブラウザで、デフォルトでJavaScriptが無効になっている場合があります。その結果、Webサイト内の機能が限定されたり、Webサイトそのものが利用できなかったり、Webサイトが正常に表示されない場合があります。ここでは、iPhoneとAndroidのスマホ(スマートフォン)でJavaScriptを有効にする方法を解説します。
目次
iPhoneのスマホでJavaScriptを有効にする方法
iPhoneでは、Safariブラウザの設定からJavaScriptを有効にすることができます。以下に手順を示します。
- iPhoneのホーム画面で「設定」アプリをタップ(選択)して開きます。
- 下にスクロールして「Safari」をタップ(選択)します。
- 「詳細」をタップ(選択)します。
- 「JavaScript」のトグルスイッチを「オン」にします。
以上で、SafariブラウザでJavaScriptが有効になります。
AndroidのスマホでJavaScriptを有効にする方法
AndroidユーザーはGoogle ChromeのブラウザでJavaScriptを有効にできます。以下に手順を示します。
- AndroidデバイスでGoogle Chromeアプリを開きます。
- 右上隅の「その他」アイコン(3つの点)をタップします。
- ドロップダウンメニューから「設定」をタップ(選択)します。
- 「サイト設定」をタップ(選択)します。
- 「JavaScript」をタップ(選択)します。
- JavaScriptのトグルスイッチをオンにします。
以上で、Google ChromeブラウザでJavaScriptが有効になります。
注意事項
JavaScriptを有効にすると、Webサイトの動的な機能を利用できますが、同時にセキュリティリスクが高まる可能性もあります。JavaScriptには、ポップアップ広告やウィンドウを自動的に開くなど、不要な動作を引き起こすスクリプトが含まれている場合があります。
また、JavaScriptが有効になっていると、データ使用量が増える可能性があります。これは、JavaScriptを使用するWebサイトが追加のコードをダウンロードするためです。これらのリスクを考慮に入れて、JavaScriptの有効化/無効化を判断するようにしましょう。
まとめ
スマホ(iPhoneとAndroid)で、JavaScriptを有効にする方法を解説しました。上記で説明したリスクも理解した上で、JavaScriptの有効化/無効化の設定を選択することが重要です。