【Python】for文でデクリメント(減らす・逆順)する方法 – reversedとrangeを活用

【Python】for文でデクリメント(減らす・逆順)する方 - reversedとrangeを活用

Pythonのfor文は基本的にインクリメント(カウンタを増やす)するためのものです。この記事では、Pythonでfor文をデクリメント(カウンタを減らす・逆順)するための2つの方法、reversed()関数range()関数について解説します。

Pythonのfor文

Pythonのfor文はリストなどのデータ内の要素を順に取り出して処理を行います。例えば次のようなコードになります。

Python
list = [0, 1, 2, 3, 4]
for i in list:
    print(i)
# 実行結果  --> 0 1 2 3 4 

上記のコードは、0から4までの数値を順に出力します。では、逆に4から0までを出力する方法を以降で紹介します。

reversed()関数を用いてfor文でデクリメント(減らす・逆順)

Pythonの組み込み関数であるreversed()関数は、リストなどのデータを逆順で返します。これを利用することで、リストや文字列などを逆順で処理することができます。

Python
for i in reversed([0, 1, 2, 3, 4]):
    print(i)
# 実行結果 --> 4 3 2 1 0

上記のコードは、4から0までの数値を順に出力します。

range()関数を用いてfor文でデクリメント(減らす・逆順)

一方、range()関数を利用することでも、リストなどのデータを逆順で出力することが可能です。range()関数の引数には「開始値、終了値、ステップ」を指定します。ここで、ステップに「-1」を指定することで、逆順に出力することができます。

Python
for i in range(4, -1, -1):
    print(i)
# 実行結果 --> 4 3 2 1 0

上記のコードも、4から0までの数値を順に出力します。

まとめ

Pythonのfor文でデクリメント(減らす・逆順)するには、reversed()関数やrange()関数を使うことで処理を行うことができます。