アメリカのOpenAI社が開発した生成型AIのChatGPT(チャットGPT)は急速に普及しました。ですが、その一方でChatGPT(チャットGPT)自体の危険性についても活発に議論されてます。
そこで、ここではChatGPT(チャットGPT)の危険性について考えていきます。
目次
知恵袋でも議論されたChatGPT(チャットGPT)の危険性とは?
1. ChatGPT(チャットGPT)の情報が正確とは限らない
ChatGPT(チャットGPT)の情報源の多くはネット上の情報です。そのため、もし、ChatGPT(チャットGPT)が事前に学習したデータに「間違い」や「フェイクニュース」などがあれば、ChatGPT(チャットGPT)は間違った内容を我々に回答する可能性があります。
ChatGPT(チャットGPT)は有益なツールですが、その情報を鵜呑みにせずに、正しいかどうかを見極める必要があります。
ChatGPTは、知識のデータベースは持っておらず、単語の繋がりだけで文章を作るため、
Yahoo! 知恵袋より
内容が正しい保証は全く無いにもかかわらず。
何にでも応答するため、知恵の神と勘違いした人が、
適当に生成された文章の中身を真実だと信じてしまう危険性があります。
2. サイバー攻撃や不正な行為に悪用される恐れがある
サイバー攻撃を企むハッカーがChatGPT(チャットGPT)を使って不正に利用する可能性があります。
例えば、ChatGPT(チャットGPT)はプログラミング言語が得意なため、ハッカーにより、マルウェアやサイバー攻撃のプログラムを今までより簡単に作れてしまう可能性があります。
3. ChatGPT(チャットGPT)に依存してしまう
ChatGPT(チャットGPT)はいつでも何でも答えてくれるため、依存しすぎることで、自分の頭で考える機会が減る恐れがあります。
あらゆる疑問や不明なことを全てChatGPT(チャットGPT)に頼りきってしまうと、批判的に物事を見たり、独創的な考えが生まれなくなる危険性があります。
また、ChatGPT(チャットGPT)に依存しすぎるあまり、リアルな人間とのコミュニケーションや議論が減ってしまい、その結果、対人関係のスキルが低下してしまう危険性があります。
4. 個人情報やプライバシーの漏えい
ユーザーがChatGPT(チャットGPT)に入力した情報が、個人情報や企業の機密情報を意図せず入力してしまった場合、それが第三者に利用される危険性があります。
そのため、ChatGPT(チャットGPT)には、個人情報や機密情報などは入力しないよう適切に利用する必要があります。
まとめ
ChatGPT(チャットGPT)は、活用すべき多くのメリットがあります。ですが、今回、紹介したような危険性も頭に入れながら、上手に活用していきましょう