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ChatGPT(チャットGPT)はどこの会社(開発者)が作ったのか?
ChatGPT(チャットGPT)を作ったのは「OpenAI」
ChatGPT(チャットGPT)はアメリカのOpenAI(オープンエーアイ)社によって開発されました。
OpenAIは、アメリカのサンフランシスコに拠点を置く、AI(人工知能)を専門とする研究機関です。
OpenAIの強みは、ChatGPTの成功から分かるように、膨大なデータから学習したうえで、テキスト・画像・音声を生成する「生成AI」です。
マイクロソフト社がOpenAI社に巨額の投資
マイクロソフトはOpenAIへの投資を強化しており、2019年には10億ドル(約1300億円)を投資し、GPT-3の独占ライセンスを取得しました。
2022年11月のChatGPTリリース後の2023年1月には、さらに100億ドル(1.3兆円)の投資が発表されました。この投資は、最先端のAI研究のために使用され、OpenAIはマイクロソフトのクラウド基盤であるAzureを独占的に活用するとされています。
参考記事:マイクロソフトがOpenAIへ「1.3兆円投資」のワケ、ChatGPTで対グーグルとOffice強化
ChatGPT(チャットGPT)を賢くする呪文の考案者は日本人だった!
ChatGPTを賢くする呪文「step by step」(1歩ずつ考えよう)
ChatGPT(チャットGPT)は、人間から見ても自然な文章を作ることができます。ですが、数学のような論理的な考え方は実は苦手のようです。
そんなChatGPT(チャットGPT)ですが、東京大学の小島武氏という学生が、ChatGPTに対する質問(入力文)の最後に特別な「呪文」を追加するだけで、正答率がぐんと上がることを発見しました。
その呪文は「step by step」(一歩ずつ考えよう)です。
参考記事(2023年3月24日):ChatGPTを賢くする呪文 | 日本経済新聞
2023年8月時点ではGPT-3.5もGPT-4も「step by step」なしでも正しく回答した
ChatGPTは日々、進化しています。2023年8月時点で「step by step」なしでも、まだ間違うのかを確認したところ、ばっちり正解でした。論理的な考え方にも強くなっているのかもしれませんね。
GTP-3.5への質問と回答
GPT-4への質問と回答
まとめ
- ChatGPT(チャットGPT)を作ったのは「OpenAI」
- マイクロソフトがOpenAIに対して巨額の投資(100億ドル)をしており、クラウド基盤のAzureが活用されている。
- ChatGPTを賢くする呪文「step by step」の考案者は日本人だった