Win10ユーザーは無料!Power Automate Desktopの価格

Power Automate Desktopは、UiPATHやWinActorなどのような「RPAツール」のうちの一つで、米マイクロソフトが開発・提供しています。

Power Automatoの概要、ライセンス形態、料金については、一見「分かりにくい」といった印象ですね。

Power Automateの種類を大まかに分けると、以下の図のように「クラウドフロー(Webブラウザ上で使用するクラウド版)」と「デスクトップフロー(PCにインストールするデスクトップアプリ版 = Power Automate Desktop)」に分けられます。

Power Automate の種類

Power Automate Desktop版の概要が知りたいって方は、下記のQiitaの記事が分かりやすいかと思います。
【Windows 10版でどこまでできるか】Power Automate Desktop のライセンスやできることや気になることまとめ【随時更新】 – Qiita

本記事では、Windows10ユーザー向けにPower Automate Desktopの価格が無料になったよ!ということについて説明します。

無料で使えるRPAツールと言えばUiPathでしたが、マイクロソフトのRPAツールが無料で使えるので、気になる方は、これを機会に一度触ってみると良いかと思います!

Win10ユーザーは無料!Power Automate Desktopの価格

本記事のタイトルの通りで、Windows10ユーザーなら、Power Automate Desktopを無料( = 0円)で利用できます。
(ただし、マイクロソフトアカウントが必要なので注意)

https://flow.microsoft.com/ja-jp/desktop/

Power Automate Desktopの無料ダウンロード

米マイクロソフトが発表したWindows10ユーザー向け「Power Automate Desktop」無料化についての記事

少し物足りないので、公式サイトも引用しながら「Power Automate Desktop」無料化について説明します。

2020年3月2日、米マイクロソフトが「Power Automate Desktop」をWindows 10ユーザー向けに無料提供することを公式サイト上で発表しました。

https://flow.microsoft.com/en-us/blog/automate-tasks-with-power-automate-desktop-for-windows-10-no-additional-cost/

以下は、マイクロソフトが発表した上記記事の要約です。

  • 2019年~2020年にかけて、Microsoft Power Automate が発表される。
  • Power Automateを使用し、毎月、数十万の組織で数十億のアクションが実行されるようになった。
  • 3月2日から、Windows10ユーザーならPower AutomateDesktopが追加費用なしで利用可能になる。

↓ Power Automato Desktopのデモ動画

Power AutomateDesktopの簡単なドラッグアンドドロップ機能を使用してパーソナルデスクトップフローを構築します。

 

毎日のタスクを自動化し、より価値の高い作業に時間を使う

  • “busy work”(忙しい作業):繰り返しで時間のかかる手作業のタスクは、限られた時間を消費する。
  • Power Automate Desktopは、ローコードRPA(コーディング不要)で、「忙しい作業」を自動化することで、より価値の高い作業に時間を取り戻すことができる。
  • RPAを使用すると、マウスやキーボードのクリックなどのアクションを記録することで、デスクトップ上のワークフローを自動化できる。SharePoint、Microsoft Excel、Microsoft Outlook、などのアプリケーションやWebサイト上での繰り返しアクションを記録することにより自動化ができる。
  • Power Automate Desktopを使用すると、データベース、Webページ、Excelファイル、PDFなどの複数のデータの統合を自動化して、週次、月次、四半期、および年次レポートを自動で作成できる。

 

毎日のタスクの自動化をスタート — コーディングは不要

  • Power Automate Desktopで、ドラッグアンドドロップや、デスクトップ上での動作を記録することにより、自動化フローを簡単に作成できる。
  • 直感的な操作で、デスクトップ上で実行される400以上のアクション(クリック、マウス操作など)を記録できる。

 

期間限定セール/PowerAutomateの自動化をさらに拡張

  • 「Attended RPAプラン(アテンド型RPAプラン)」でPower Automateの機能拡張
    クラウドフローとの連携
    他人とのフロー共有機能
    AIビルダー(Process Advisor):プロセス分析、自動化業務の発見の機能
  • 2021年4月1日から2021年9月30日まで
    1ユーザーあたり月額15ドル

以上、Windows10ユーザーなら、Power Automate Desktopの価格が無料になったよ!という説明でした。

参考にした記事

マイクロソフトがワークフローを自動化するPower Automate DesktopをWindows 10ユーザーに無料で公開