CCNA(200-301)は、ネットワーク技術者の登竜門とされる試験であり、とても出題範囲の広いITベンダー試験です。
出題範囲が広く専門的な分野であるCCNA合格を目指すにあたって、入門書、参考書、問題集は必須です。
- CCNAの独学・勉強におすすめの参考書・教科書・問題集を知りたい
- CCNAを勉強を始めてみたけど、難しすぎる・・・
- CCNAの初心者・入門者向けの本・教材を知りたい
- CCNAの合格対策をしたいけど、そもそも何から始めていいか分からない・・・
この記事では、上記のような疑問や悩みを抱えている方に向けて、CCNA(200-301)の独学・勉強におすすめの参考書について説明します。
目次
CCNA(200-301)の独学・勉強におすすめの参考書【2020~2021年】
CCNAは2020年2月に、試験体系や出題範囲などが大幅に改定されました。
従来の試験より出題範囲が広くなり、試験コードがCCNA(200-301)になりました。
よって、参考書を選ぶ際は、CCNA(200-301)に対応されているものを選びましょう。
ちなみに、旧CCNA認定の条件は、「ICND1」+「ICND2」試験に合格、または「CCNA(200-125)」試験に合格でした。
【初心者向け】CCNAの勉強をする前の準備ができる
「ぞうさん」と呼ばれていた入門書(第2版)の第3版です。
第3版の表紙は「アリクイ(バク?)」なので、そのうち「アリクイ本」などと呼ばれたりするのでしょうか。
この本は、初心者にとっては、専門用語のオンパレードであるネットワーク技術を「基礎の基礎」から学べます。
ネットワークをこれから初めて学ぶ人に向けたレベルで解説されていますので、「ネットワークを学ぶためのはじめの1冊」としておすすめです。
私もネットワークど素人の状態から、Webサイト「Ping-t」の問題や解説を解き始めてみたのですが、前提となる基本知識が圧倒的に足りないことを痛感し、この本で基礎知識を勉強しました!
CCNAの本格的な勉強をする人向け
この本は、2020年2月以降のCCNA改定にいち早く対応して、以下のような特徴があります。
・新CCNA(200-301)に完全対応
・IT技術専門スクールの現役講師が執筆
・模擬試験2回分(誌面、Web上のPDF)
Amazonのレビューもなかなかの高評価です。
Amazon Kindle版の方がやや安いです。ただ、個人的にはボリュームのある試験参考書は書籍の方が勉強しやすいと思います。
【注意点!】旧CCNAではなく新CCNAの参考書・問題集を選びましょう
これからCCNAの合格を目指す人にとって、参考書や問題集を選ぶうえでの注意点は「旧CCNA」の参考書や問題集を買わないようにすることです。
旧CCNAの内容と分かってて買う分には良いですが、新CCNAの参考書と思って買ってしまうと後悔してしまうでしょう。
IT技術書や参考書の書籍は高いので、間違えないようにしましょう。
旧CCNAの見分け方としては、試験コードを参考にすると良いです。
例えば、以下のようなキーワードは旧CCNAで使われていた試験コードです。
200-125J、CCENT、ICND1、ICND2
上記の参考書・問題集の画像は、本の色から「黒本(くろぼん)」、「小豆本(あずきぼん)」などと呼ばれてますが、2020年4月時点では新CCNA(200-301)に対応した同シリーズは出版されていないようです。
まとめ
- CCNAの参考書や問題集が難しくてよく分からないと感じたら、入門書から入ると良い。
- CCNAの参考書・問題集は新CCNA(200-301)に対応した書籍を選びましょう。