DockerでCentOS5のイメージをダウンロードしてコンテナを作成する方法を説明します。
目次
DockerでCentOS5のイメージをダウンロードしてコンテナを作成する方法
環境
- ホストOS:Windows10
- ゲストOS:CentOS7
- ゲストOSの構築方法:VirtualBox, Vagrant
DockerでCentOS5をインストール
Docker Hub のイメージを検索
docker search
コマンドで、Docekr Hub のイメージを検索します。
人気が高い順に表示されます。
$ docker search centos5
NAME DESCRIPTION STARS OFFICIAL AUTOMATED
astj/centos5-vault A drop-in replacement of centos:5.11 with mo… 9 [OK]
fatherlinux/centos5-base Centos5, same method as RHEL5 image. 8
muratayusuke/centos5.8 3 [OK]
:
イメージをDocker Hubからダウンロード
今回は、最も人気があるイメージを docker pull
コマンドでダウンロードします。
$ docker pull astj/centos5-vault
Using default tag: latest
latest: Pulling from astj/centos5-vault
:
docker images でイメージを一覧表示します。ちゃんとダウンロードされてますね。
$ docker images
$ docker images
REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE
astj/centos5-vault latest e79faab040e1 3 years ago 284MB
コンテナの操作
コンテナ作成・起動
docker run
コマンドで新しいコンテナを作成・起動します。
-it
: -i (--interactive)
、-t (--tty)
このオプションをつけることで、コンテナ内でコマンド操作することができます。
--name [任意の名前]
:コンテナに好きな名前をつけることができます。(省略すると自動で名前がつけられます。)
$ docker run -it --name centos5 astj/centos5-vault bash
[root@feb9ec6609c8 /]# cat /etc/redhat-release
CentOS release 5.11 (Final)
デタッチでログオフ・アタッチでログイン
ログイン状態を抜けるには”control”を押した状態で”P”、”Q”を順番に押します。(Ctl+P → Ctl+Q)
このログイン状態をこの抜けることを「detach(デタッチ)」と言います。
デタッチでログインを抜けた後に、docker ps
コマンドでコンテナの稼働状況を確認すると、STATUSがUPになっているのが分かります。
[root@feb9ec6609c8 /]# read escape sequence
$ docker ps
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
feb9ec6609c8 astj/centos5-vault "bash" 32 minutes ago Up 32 minutes centos5
再度、CentOS5のコンテナにログインするには、docker attach
コマンドを実行します。
[root@feb9ec6609c8 /]$ docker attach centos5
[root@feb9ec6609c8 /]#
以上、DockerでCentOS5をインストールする方法でした。